概要

アクセス回線を自由に2回線を選び、冗長構成が可能です。
さらに単純なActive / Standbyだけでなく、Active / Activeでの回線利用など、より通信品質の高いアクセス回線を判定し、ネットワーク回線を切り替えるなどの設定も可能です。

※セキュアパッケージではご利用になれません。

メリット

アクセス回線に依存せず、可用性が向上

オーバーレイルーティングと同様に、アクセス回線に依存しません。そのため、自由にアクセス回線をお選びになれます。特定のアクセス回線を敷設できない拠点でも、地方ケーブルテレビ回線や電力事業者系回線などを利用したネットワーク構築が可能です。

複雑な設定いらずで構築可能

従来のように、ルーターに複雑な設計や設定を行わなくても、 コントロールパネルから、必要な項目を選択・設定するだけで、ハイブリッドWANでの冗長化通信が行えます。

特定アプリケーションの経路指定も可能

標準の冗長 / 迂回の仕様に加えて、通信状況や利用用途に応じて、お客さま自身で特定条件に合致した通信を指定のアクセス回線に経由させるような個別設定を実施でき、より柔軟に経路設計が行えます。

機能

本サービスではアクセス回線の冗長化機能を標準で実装しており、お客さまで自由に設定可能です。アクセス回線は2回線まであり、エッジ装置のWAN-I/Fに接続して利用します。

お客さまにて設定可能なアクセス回線の選択判定条件は、次のとおりとなります。

  • Hash計算に基づくロードバランシング(Act/Act)がデフォルト動作となります。
  • お客様にて設定した回線品質の閾値に基づく、優先回線の選択
  • お客様にて設定した通信条件に基づく、優先回線の選択
回線品質の閾値判定の対象
項目 内容
ロス率 通信パケットのロス率を閾値として設定できます
遅延値 通信の遅延値を閾値として設定できます
ジッター 通信の揺らぎを閾値として設定できます
お客さまによる通信条件
項目 内容
送信元IPアドレス 送信元IPアドレスを判定対象とします
送信元ポート番号 送信元ポート番号を判定対象とします
宛先IPアドレス 宛先IPアドレスを判定対象とします
宛先ポート番号 宛先ポート番号を判定対象とします
プロトコル TCP,UDP,ICMPを判定対象とします
アプリケーション アプリケーション識別による通信を判定対象とします

※随時追加している機能となりますので、上記以外のアプリケーションが表示される場合があります。加えて、選択した回線が通信断となった場合には、もう一方の回線へ自動的に切り替わります。

アプリケーション識別で制御できる主な通信
アプリケーション 留意事項
Office 365 Office OnlineのWord、Excel、PowerPoint、メールをサポートしています。
Windows Update

※Windows、Office 365、Word、ExcelおよびPowerPointは、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。