概要
お客さまご自身でネットワークの状態確認や設定変更を行えるコントロールパネルを提供。エッジ装置の手配や設定変更、通信状態の確認など、お客さまで自由に実施できます。
メリット
お客さまによる変更作業に対応
拠点にあるエッジ装置の設定変更時、従来のようなお申込みの変更手続きを必要としません。コントロールパネル上にて、お客さま自身でエッジ装置の設定を自由に変更可能です。そのため、手続きに伴うリードタイムに悩む必要はありません。
ネットワーク状態をいつでも可視化
エッジ装置の通信状態を、いつでも確認することができます。拠点ごとの通信状態やアクセス回線の品質など、ネットワーク状態を確認、把握することができます。想定外の通信の有無を確認したり、現地担当者から通信不具合の連絡を受けたりした際の、一次故障切り分けにも活用できます。
開通 / 拠点追加に要するリードタイムの大幅な短縮を実現
従来のお申込み手続きでは、拠点の追加や移転に伴うリードタイムとして数週間かかっていましたが、コントロールパネルをご利用になることで、開通までわずか最長4営業日に短縮!拠点の追加や移転に対し、柔軟な対応が可能です。
※セキュアパッケージの場合、テナント開通後、最長6営業日にて拠点が開通します。
機能
本サービスで標準提供するコントロールパネルにより、エッジ装置の手配、設定、お問い合わせなどが可能です。
コントロールパネル
項目 | 内容 |
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TOPページ | ログインID及びパスワードによるログイン画面、パスワード忘れによるパスワードリセットを行うことが出来ます。 |
サービス | テナントや拠点の情報の表示、エッジ装置で設定する「ネットワーク」を定義することが出来ます。 |
ポリシー設定
※セキュアパッケージの場合、一部制限があります。 |
拠点のエッジ装置に関連づけすることで有効化する「ハイブリッドWANポリシー」、「QoSポリシー」、「インターネットブレイクアウトポリシー」など、SD-WAN特有の機能に関する設定を行うことができます。また、拠点のエッジ装置でどのようなポリシーが設定されているか確認するために「ポリシー設定(マッピング)」で表示、閲覧することが出来ます。 |
拠点 | 拠点のエッジ装置の個別設定や状態確認を行うことが出来ます。設定では主にWAN側のI / Fの接続設定(PPPoE / DHCP接続など)や、LAN側のI/Fの接続設定(IPアドレス、拠点LAN側セグメント追加時のルーティング設定)などを行うことができます。 |
オーダー | エッジ装置のオーダー一覧やエッジ装置の追加や廃止、機器故障時の交換依頼などを行うことができます。 |
サポート | よくあるご質問としてFAQやご利用マニュアルなどをまとめています。また、お客さまにて、故障や障害などトラブルに関する原因が解明できない場合、またはエッジ装置を故障交換した後も通信が復旧できない場合などはサポートサイトを通じてお問い合わせください。 |
アラート | 「インフォメーション」として新機能リリースのお知らせ出展情報などが閲覧可能です。また、サービスに係る工事・故障情報も表示します。 |
項目 | 内容 |
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WAN-I/Fの接続設定 | 回線種別に合わせた設定 |
LAN-I/Fの接続設定 | IPアドレスの設定 |
ルーター機能設定 | Staticルートなどの設定 |
サーバー機能設定 | DHCPサーバー機能の有効化やDHCPリレー設定 |
SD-WAN機能設定
※セキュアパッケージの場合、一部制限があります。 |
インターネットブレイクアウトを適用させる通信や ハイブリッドWANで構成する通信などの設定 |
コントロールパネルはインターネット環境のクラウド上にあり、HTTPSでアクセス、操作することができます。ログイン認証にはお客さまごとに個別のアカウント / パスワードを設定しますので、安全にご利用になれます。
マニュアルなどの詳細情報とも連携しているため、従来のように単に設定変更がWeb画面で行える以上に、便利かつ簡単にネットワークを運用できます。
サポートサイト
お客さまにて、故障や障害などトラブルに関する原因が解明できない場合、またはエッジ装置を故障交換した後も通信が復旧できない場合など、NTTPC保守部門が本サイトを通してサポートします。
対応ブラウザ
- コントロールパネル、サポートサイト: Google Chromeでご利用になれます。
※Google Chrome は、Google Inc.の商標または登録商標です。